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ルームランナー(ランニングマシン)の5つの選び方とは?

今回はルームランナー(ランニングマシーン)の選び方について書かせていただきたいと思います。

同じルームランナー(ランニングマシーン)であっても、モデルによって走ってみた感じも全く変わってきます。

私自身、ジムの高機能モデルから家庭用の安価なモデルのルームランナーまで、様々なモデルを使ってきましたが、そんな経験も踏まえて、自宅で使うことを前提にしたルームランナーの選び方についてご紹介したいと思います。

価格はどの位のものがおすすめか?

ルームランナー(トレッドミル)を購入する際に気になるのがやっぱり価格です。

スポーツショップなどで販売されているものを見ると案外、リーズナブルなものも沢山あります。

実際に商品も多種多様で、価格帯も1万円未満のものから本格的なものは100万円以上するものもあります。

価格は基本的には品質に比例しますので、後々のこと、実際に毎日使うことを考えると、できる範囲で品質のよいものを購入することを私はおすすめします。

ルームランナーにも様々なタイプがあります。価格もばらばらで、安いものだと1万円代のものもあります。

価格的にはとても魅力です。また、低価格のものはコンパクトに出来ていますので置き場所という意味でも助かったりします。

何より1万円代の商品で毎日自宅で好きな時に運動できるのはとてもありがたいですね。

ただ、私は少なくとも10万円以上のタイプがやはりおすすめです

それには理由があります。

ルームランナーに必要な5つのポイントとは?

軽く歩いたり、たまにゆっくり走ったりするだけでいい・・・という場合は、恐らく安価なモデルでも十分に対応できると思います。

その場合はそんなに高いお金を使ってルームランナーを購入される必要はないと思うんです。

ただ、もし、ある程度の時間走りたいとお考えの方、ジョギングであったり、またはランニングをしたい・・・という方の場合は、ルームランナー(ランニングマシン)を選ぶ際、下記のような点が大切になってくると思います。

1.衝撃吸収(怪我の予防という意味でもとても重要です)
2.走行面の広さ(ベルト幅)
3.連続使用時間
4.モーターの能力と音
5.耐久性(壊れやすくないこと)

・・・それぞれについて少し詳しく見てみたいと思います。

尚、ルームランナーの基礎知識ではよりそれぞれについて詳しくご紹介していますので、よろしければそちらも参考になさってください。

1.衝撃吸収(怪我の予防という意味でもとても重要です)

ルームランナー(ランニングマシン)で大切な機能の1つが衝撃吸収機能です。

ジムなどに置いてある業務用のランニングマシンと比べて家庭用のランニングマシンはこの衝撃吸収能力が随分と劣っているモデルが多いです。

特に安価なモデルは走ってみるとすぐにわかるほど、衝撃吸収能力が不足しています・・。ですので、長く走ろうとすると疲れてきますし、特に膝に負担がかかってきたりします。

ジョギングもランニングも続けてゆくと本当に楽しくなってきますが、その邪魔をするのが、怪我です・・

特に膝を痛めてしまって走るのをやめてしまう方が多いので・・・やはり、少々価格はしても、しっかりとした衝撃吸収能力のあるモデルが私としてはおすすめです。

2.走行面の広さ(ベルト幅)

走行面の広さ(ベルト幅)もとても重要なポイントの1つで、これも怪我に直結してくる問題だと私は思っています。

ジムに置いてあるモデルは走行面が広いモデルばかりですが、家庭用となると、走行面が狭いモデルも多くあります。

走行面が狭いと、走る時に気を使います・・。そうやって下が気になると姿勢が崩れやすく・・・それが結果的に怪我につながったり、痛みにつながったりすることがあります。

ですので、走行面が広めのモデルを選ぶというのも大事なポイントだと思います。

私は実際に走ってみて、40センチだとやや物足りない感じがしています。45センチ以上はあった方が私としてはいいのかなと、思っています。

勿論、走行面が広くなれば価格も高くなりますが・・・将来的なことを考えた時、また、怪我を予防するという意味でもそれは必要な投資なのかなと、思います。

3.連続使用時間

ルームランナーには連続使用時間が決まっているモデルもありますので、その点も注意してみる必要があるかも知れません。

1時間走りたいのに、30分しか連続で使えないモデルだった・・・ということもありますので、購入前にはその点も注意してみてください。

4.モーターの能力と音

購入してからトラブルになりやすいのがモーターです。

問題になりやすいのは、モーターの音と故障、になります。

どうしても、低価格モデルだと、音がうるさいですとか、故障してしまった・・・というケースがあるので、あまりにも安すぎるモデルは私はあまりおすすめできません・・

モーターの音が気になる方は大勢いらっしゃって、後々気になってくるということもありますので、モーターの音が静かなモデル、そういった点に配慮しているモデルを選ぶことも大事なポイントではないかなと、思います。

5.耐久性(壊れやすくないこと)

耐久性も購入後に問題になりやすいことの1つです。

ランニングマシンもやはり消耗品ですので、先ほど書かせていただいたように、モーターが壊れることもありますし、その他の部品にトラブルが起こることもあります・・

ですので、そういった耐久性に配慮しているモデルを選ぶ必要があると思います。口コミなどでそういった耐久性に関する感想も探してみてもいいかも知れないですね。

あった方がいい「傾斜」機能

それからこれは運動効率を高めたい方ですとか、トレーニングのためにルームランナーを使いたいという方には大事な機能だと思いますが、傾斜を変えられる機能がついたルームランナーを選ぶのも大事なポイントかと思います。

ルームランナーは走行面が動きますので、専門家によると傾斜がない状態だと、下り坂を走っているような形になるそうで、外でのランニングと同程度の負荷で走る場合は傾斜を3%にすることがおすすめなのだそうです。

私がおすすめするタイプ

私はこれまで色々自分で試してきました。1万円代のものから100万円以上するものまで様々なルームランナーを試してきました。

そうやって色々なモデルを試してきて最終的に思ったのは、やはりある程度の品質のものでなければいけないということです。

勿論、とりあえず軽くウォーキングしたい、運動不足解消に何か始めたいという方の場合はある程度、安価なモデルでもいいと思います。

ただ、長く続けたい、ウォーキングだけではなくて、ジョギングやランニングもしたいという方の場合はやはり先ほど挙げさせていただいたポイントを満たしているルームランナー(ランニングマシン)が私としてはおすすめです。

そういった点を満たしていて、私の一番のおすすめはジョンソン8.1Tという製品です。

理由は、しっかりとした衝撃吸収の仕組みがあること、ベルトの幅が広く、ベルトそのものも厚みがあること、モーターが高品質で静かな点、その他、業務用にも近い性能を備えているという点が魅力的です。

欠点は・・・価格がそれなりにする点です。

ただ、業務用だと100万円以上はします。ほぼスペック的には業務用で、場合によってはそれよりも優れている点もあるので、そういったことを考えると価格はリーズナブルなのかも知れません。

ずっと使うことを考えたり、足や膝への負担を考えるとやはり、しっかりとジョギングしたい、ランニングしたいという方には、最低でもこのレベルのモデルが私はおすすめです。

私がおすすめしているルームランナーに関してはおすすめのルームランナーでより詳しくご紹介していますので、よろしければそちらも参考になさってください。