エアロバイクでお尻(サドル)が痛い時の4つの解消方法
エアロバイクはテレビを観ながら、本を読みながら、音楽を聴きながら・・・など、ながら運動ができるので気づいたら長い時間運動できていた・・・ということもあって、それなりの時間運動される方もいらっしゃると思います。
ただ、長い時間運動できてとてもいいのですが、問題になってくるのがお尻の痛み、です。
もっとこぎたいけど、お尻が痛いからこげない・・・という方もいらっしゃるかも知れません。
今回はそういった場合の(お尻の痛みの)解消方法についてご紹介したいと思います。
1.サドルの問題
エアロバイクでお尻が痛くなってしまう原因の一つはサドルです。
もっというと、硬いサドルのせいでお尻が痛くなってしまうことはよくあると思います。
エアロバイクのサドルは一般的には固定されていて、バネなどがサドルの下に入っていませんので、体重がもろにお尻やお尻の骨にかかってしまって、うまく分散させることができません・・
本当はサドルそのものを自転車用のものと交換すればいいのでしょうが、そういったサドル交換に対応しているエアロバイクはそうないと思います。
そこでまず1つ目の対策としては、サドルカバーを取り付けること、になります。
サドルカバーとは下記のようなものになります。
私もアルインコのエアロバイクにこれと全く同じものを装着しています。
私自身、エアロバイクを使い始めた頃はよかったのですが、毎日30分以上使っているうちにお尻が痛くなってきてしまってサドルカバーを取り付けることにしました。
その時の写真がありますので、少しご紹介します・・
取り付ける前:
取り付けた後:
サドルカバーの裏側はこんな感じです。ジェル入りになっていますが、ジェルそのものは薄いです。ただ、それでもお尻への負担をある程度軽減してくれます。
このサドルカバーを付けただけでお尻が痛くなくなった・・・という方も大勢いますので、もし、お尻が痛くなってしまった・・・という方は試してみる価値はあるかも知れません。
薄さはこんな感じです。ちょっとわかりにくいかも知れませんが・・・
装着するところ。
私はおすすめのエアロバイクのページでもご紹介させていただいたアルインコのAF6200を使用していますが、もしご購入される際にはお使いのエアロバイクに装着できるかどうか確認された方がいいかも知れません。
サイズ的にはちょうど良い感じです。
もし、このサドルカバーだけではお尻の痛みが直らない・・・という方はまだ他に原因があるのかも知れませんので、次の対策方法について見てみたいと思います。
2.エアロバイクの負荷と体重のかかり方
初心者のためのエアロバイクの使い方、使用時間でもご紹介させていただきましたが、最初は負荷を軽くして、継続できる範囲でやるのが一番だと私は思っています。
ただ、負荷が軽い状態だと1つ問題が出てきます。それは、体重の多くがお尻にかかってしまう・・・という点です・・
べダルの負荷が強い場合は、体重をべダルにかけてぐっと押すというかこぐと思います。べダルに体重をかけることでお尻への負担というか、お尻にかかる負荷がかなり軽減されることになります。
これは例えば、自転車で上り坂を上る時に似ていて、上り坂を自転車で上る際も体重を思い切りべダルにかけてこぐと思います。
この場合、お尻にはそれほど負荷はかからないと思うんです。
ただ、エアロバイクの負荷を重くすると今度は辛くなって続かなくなると思いますので・・・例えば、一番軽い負荷に慣れてきたら、少しづつでいいので、負荷を上げてゆくとお尻が痛くならなくなることがあります。
例えば、最初の5分は一番軽い負荷で体を慣らしたら、その後の15分はほんの少しだけでもいいので負荷を上げてみる・・・というやり方でもいいかも知れません。
そんな形で少しだけ負荷を上げてみるとお尻の痛みが解消されることがあります。
3.本を読みながら・・・の注意点
雑誌や本を読みながらエアロバイクをこぐことが多い・・・という方もいらっしゃるかも知れません。
その時、本を読む時は(本を持つために)両手、もしくは片手をハンドルから離してエアロバイクをこいでいることが多いかも知れません。
もし、やや前傾姿勢をとって、ハンドルにつかまると、体重はある程度ハンドルにもかかりますから、その分だけ・・・お尻にかかる負荷も減ります。
ところが、手放しでこいでいるとほとんどの体重がお尻にかかってしまうことになります・・
そのため、本を読みながらエアロバイクをこぐことが多い方は一旦本を読むのをやめてみて、テレビか音楽に切り替えてみるのもいいかも知れません。
そして、エアロバイクをこぐ時は背筋を伸ばして、若干前傾姿勢にして、ハンドルに体重をかけるような意識にするとお尻の痛みが改善されることがあるかと思います。
または、本や雑誌を置けて角度も調節できるようなスタンドも販売されていますので、そういったものに本を置いて、両手はエアロバイクのハンドルに置く・・・という方法でも同じようにお尻の痛みが改善できるかも知れません。
4.少し休む
お尻に痛みが出た場合は、2,3日休んでみることもおすすめです。
勿論、運動を習慣にされている方はその2,3日休むことが苦痛になってしまうかも知れませんが・・
ただ、痛みが出た時に無理をして続けると、さらに痛みが悪化してしまうこともありますので・・・
例えば、サドルカバーを注文して待っている間、エアロバイクを使用するのを休む・・・など、数日間は休んでみて様子をみるのもおすすめです。
また、その期間に例えば、ウォーキングに切り替えてみたり、軽いジョギングに切り替えてみるのも私はよい方法かなと思っています。
エアロバイクと同じように自宅でできる運動としては、ルームランナー(ランニングマシン)を使った運動もエアロバイクとはまた違った楽しさがありますのでおすすめです。
私自身、これまで色々な運動をしてきましたが、基本的にはランニングならランニングばかり、エアロバイクならエアロバイクばかり・・・という風に一種類の運動を続けるのが好きだったのですが、怪我をしてしまったり、体を痛めてしまった経験がありました・・
そんなこともあって、今はエアロバイク、それからルームランナー(ランニングマシン)を使ったランニング、外でのランニング、ウォーキング・・・といったものをその時々で使い分けることで怪我を予防できるようになりました。
もっとも、その時々で運動を切り替えるのも結構大変だったりもしますが・・・体の痛みや怪我はやはり辛いもので、また、せっかく気持ちいい汗がかけていたのにお休みしなければならないのはもっと辛いものだったりしますので、今はそのような形にしています。
ルームランナー(ランニングマシン)についてはルームランナーの基礎知識で詳しくご紹介しておりますので、よかったらそちらにも遊びにいらしてください。